Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Adobe Experience Manager」などにXSSの脆弱性 - 定例外で修正

Adobe Systemsは、コンテンツの作成や管理を行う「Adobe Experience Manager(AEM)」や、入力フォームの管理を行う「同Forms」向けに定例外でセキュリティアップデートをリリースした。

「AEM」では、重要度が3段階中2番目にあたる「重要(Important)」とされる脆弱性「CVE-2018-19726」と、1段階低い「中(Moderate)」とされる「CVE-2018-19727」に対処した。それぞれ格納型、反射型クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性だという。

また「同Forms」に関しても「重要(Important)」とされる格納型XSSの脆弱性「CVE-2018-19724 」を修正した。

いずれも悪用は確認されていないが、脆弱性が悪用されるとセンシティブな情報が漏洩するおそれがあるとしている。

(Security NEXT - 2019/01/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ログ解析ツール「Splunk Enterprise」に複数脆弱性
「Chromium」の深刻な脆弱性、すでに悪用済み - 「MS Edge」も緊急更新
MS、「Microsoft Edge 103.0.1264.49」を公開 - ゼロデイ脆弱性に対処
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を修正
Cisco、セキュリティアドバイザリ17件を公開
ブラウザ「Chrome」に「クリティカル」の脆弱性 - 更新を
「SharePoint Server」の脆弱性悪用に要警戒 - 米当局が注意喚起
WPプラグイン「Network Summary」に深刻な脆弱性 - パッチ未提供
エレコム製無線LANルータ2機種に複数の脆弱性
エレコム製の複数無線LANルータに3件の脆弱性