偽「メンテナンス」通知に注意 - 三井住友銀装うフィッシング
フィッシング対策協議会は、三井住友銀行を装い、クレジットカード情報の詐取を試みるフィッシング攻撃が確認されたとして、注意を呼びかけている。
今回確認された攻撃では、フィッシングメールで「Sumitomo Mitsui - メンテナンス」といった件名を使用。本文では、動作確認などと称して「ベリファイ」と書かれたボタンをクリックするよう求めていた。
同ボタンより誘導されるサイトでは、クレジットカード番号や有効期限、セキュリティコード、パスワードなどを入力させる。また本人認証などとして3Dセキュアの情報もだまし取ろうとしていた。
メールの本文では少なくとも3件のURLを利用しているが、転送後、最終的な誘導先は同一だった。いずれもURLに同行との関係を連想させる文字列を含んでいた。
1月17日13時の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されており、同協議会では閉鎖へ向けて、JPCERTコーディネーションセンターに調査を依頼している。
(Security NEXT - 2019/01/18 )
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