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「Windows 7」「WS 2008」脆弱性の約3割が「危険」レベル - 「Office 2010」は8割超

2020年10月13日にサポートが終了する「Office 2010」に関しては、2018年1月から11月末までに34件の脆弱性がJVN iPediaに登録されたが、28件が深刻度「危険」の「レベルIII」で、82%を占める。

サポートが終了すると、あらたな脆弱性が発見されても修正プログラムは提供されなくなる。

OSのサポート終了は、OSそのものだけでなく、OS上で稼働するブラウザやテキストエディタのほか、サードパーティー製のソフトウェアにも及ぶと指摘。

脆弱性を悪用した攻撃により、情報漏洩やサービス停止などの被害を受ける可能性が高まるとして同機構では注意を呼びかけている。

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サードパーティ製品の更新も止まるため注意が必要(図:IPA)

(Security NEXT - 2019/01/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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