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COP24会場でUSBメモリとPCが盗難か、PW記載した書類も - 環境省

環境省は、ポーランドで行われた国連気候変動枠組条約第24回締約国会議(COP24)の会場において、USBメモリとパソコンを紛失したことを明らかにした。

同省によれば、2018年12月6日、COP24会場内の日本政府作業部屋に保管してたUSBメモリとノートパソコンが所在不明となったもの。

いずれの機器もパスワードが設定されているが、パスワードが記載された書類もなくなった。USBメモリはケースだけ残されており、盗難に遭った可能性が高いという。

所在不明となっているUSBメモリは、COP24期間中に利用しないが、前回「COP23」における交渉や環境大臣の二国間会談に関する概要などの情報を保存。

またUSBメモリには、メールアドレスなどの個人情報や、開示を前提としていない情報などが含まれる可能性があるが、機密情報は含まれないとしている。

一方ノートパソコンには、「COP24」に関するTwitterの原稿のほか、公開可能な写真データおよび大臣の日程などが保存されていた。

同省では、紛失した機器の利用停止措置を講じるとともに、在ポーランド日本国大使館を通じて現地の警察に被害届を提出している。

(Security NEXT - 2019/01/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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