Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

パナ製Wi-Fi対応SDカードリーダーに複数脆弱性 - 最新アプリよりファームウェアの更新を

Wi-Fi接続に対応したパナソニック製SDメモリカードリーダー「BN-SDWBP3」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、任意のコマンドを実行される「OSコマンドインジェクション」の脆弱性「CVE-2018-0677」をはじめ、バッファオーバーフロー「CVE-2018-0678」や、認証不備「CVE-2018-0676」などあわせて3件の脆弱性が明らかになったもの。

いずれの脆弱性も三井物産セキュアディレクションの塚本泰三氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。

パナソニックでは、脆弱性を修正したファームウェアを用意。スマートデバイス向けに提供している同社製アプリ「Wi-Fiカードリーダー」の最新版に同梱しており、同アプリよりファームウェアを更新するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/11/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性
「Apache Airflow」の開発用拡張コンポーネントにRCE脆弱性
NVIDIAのロボティクスやAI開発向けシミュレーション基盤に脆弱性
Ciscoのメールセキュリティ製品にゼロデイ攻撃 - 構成や侵害状況の確認を
Fortinet複数製品の認証回避脆弱性、悪用が発生 - 設定確認を
「Apache Commons Text」旧版に深刻な脆弱性 - 「FileMaker Server」に影響
「Chrome」にアップデート - 「WebGPU」「V8」の脆弱性を解消
SAP、月例パッチで脆弱性15件を修正 - 「クリティカル」も