Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Linuxカーネルに脆弱性「Mutagen Astronomy」、PoCが公開 - 「RHEL」「CentOS」に影響

一部Linuxカーネルにルート権限を奪われるおそれがある脆弱性「CVE-2018-14634」が含まれていることがわかった。「Red Hat Enterprise Linux」「CentOS」が影響を受けるという。

20180927_qu_001.jpg
Qualysによるアドバイザリ

同脆弱性は、64ビット版における「create_elf_tables」関数においてインテグラオーバーフローが生じ、ルート権限への昇格が可能となる脆弱性。

2007年7月から2017年7月にかけてリリースされたカーネルに含まれるという。

Qualysが報告したもので「Mutagen Astronomy」と名付けられており、同社はアドバイザリを公表するとともに、実証コード(PoC)を公開した。

1年前にパッチがリリースされ、多くのLinuxディストリビューションでは、脆弱性を修正するため、長期間サポートを行うLTS版に対してバックポートを行ったが、一部の「Red Hat Enterprise Linux」「CentOS」については、実装されておらず、脆弱性が含まれた状態だという。

(Security NEXT - 2018/09/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Linuxカーネルに権限昇格の脆弱性「Copy Fail」 - PoC公開済み
米当局、悪用リストに脆弱性3件を追加 - 最短で5月3日対応期限
「Firefox」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「cPanel」に深刻な脆弱性、悪用も - 修正や侵害有無の確認を
「NVIDIA FLARE SDK」に複数の脆弱性 - 認証回避やコード実行のおそれ
「SonicOS」に複数の脆弱性 - 認証回避やDoSのおそれ
「Chrome」に30件の脆弱性 - 「クリティカル」が4件
「Nessus」「Nessus Agent」に脆弱性 - 任意ファイル削除のおそれ
「Apache MINA」に深刻な脆弱性2件 - アップデートを
米当局、脆弱性6件を悪用カタログに追加