PHPに脆弱性、セキュリティ更新がリリース - 不正プログラムをインストールされる可能性も
脆弱性の判明を受けて、米MS-ISACの「CIS(Center for Internet Security)」では、利用者へ注意を促すアドバイザリを発行した。
脆弱性の悪用は確認されていないが、今後悪用された場合、最悪のケースでは任意のコードを実行され、攻撃者によって不正なプログラムをインストールされるおそれがあると指摘。
さらにデータの改ざん、あたらしいアカウントの作成、サービス拒否に陥る可能性もあるとしている。
政府機関、企業などに影響があるとして、適切なテストを実施した上で最新版へアップデートするよう注意喚起を行っている。
お詫びと訂正:本記事初出時の記載に誤りがありました。「同7.0.32」および「同5.6.38」に脆弱性があるとの表現がありましたが、これらバージョンで脆弱性への対処が実施されました。ご迷惑をおかけした読者、関係者のみなさまにお詫びし、訂正いたします。
(Security NEXT - 2018/09/18 )
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