Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

PHPに脆弱性、セキュリティ更新がリリース - 不正プログラムをインストールされる可能性も

PHPの開発チームは、セキュリティアップデートをリリースした。最新版へ更新することを推奨している。

「PHP 7.2.10」「同7.1.22」「同7.0.32」「同5.6.38」をリリースしたもの。「Apache2コンポーネント」の「Bucket Brigades」において正しく処理が行われない脆弱性「CVE-2018-17082」へ対処した。

同脆弱性に起因し、「同7.0.32」および「同5.6.38」では、ヘッダにおけるチャンク形式転送エンコーディングで「クロスサイトスクリプティング(XSS)」が可能となる脆弱性を解消したという。

また「同7.2.10」「同7.1.22」では、複数のマイナーなバグの修正を実施。開発チームでは各系統の利用者へ最新版へアップデートするよう呼びかけている。

20180918_ph_001.jpg

(Security NEXT - 2018/09/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ArubaのNAC製品に深刻な脆弱性 - 任意のユーザーを作成可能に
「Outlook」にゼロデイ脆弱性、MSが悪用確認スクリプトを用意
3月公表の「FortiOS」脆弱性、判明のきっかけはゼロデイ攻撃
「Firefox 111」がリリース - 脆弱性13件を解消
「Adobe ColdFusion」にアップデート - ゼロデイ攻撃が発生、早急に対応を
MS、3月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性2件など修正
「Microsoft Edge 111.0.1661.41」がリリース - 脆弱性21件を修正
「ForgeRock AM」のエージェントに深刻な脆弱性 - 早急に更新を
「XStream」や「Plex Media Server」の既知脆弱性が攻撃の標的に
「Proofpoint Enterprise Protection」に複数の脆弱性 - パッチがリリース