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JPCERT/CC、Windows「Sysmon」ログの解析可視化ツールを開発 - GitHubで公開

JPCERTコーディネーションセンターは、「Windows」の「Sysmon」により出力されたログの解析ツール「SysmonSearch」を開発した。GitHubより入手することができる。

同ソフトウェアは、「Windows Sysinternals」のユーティリティとして提供されている「Sysmon」のログを管理、分析できるツール。「Elastic Stack」と「Kibana Plugin」を活用しており、ログの検索や統計、可視化を行うことができる。

ログで記録されるプロセス、ファイル、レジストリなどの記録を1ノードとして定義。各ノードを関連付けて可視化することが可能。

「IPアドレス」「ポート番号」「ホスト名」「プロセス名」「ファイル名」「レジストリキー」「レジストリ値」「ハッシュ値」による検索に対応しているほか、STIX形式のデータをインポートして検索することもできる。また監視ルールを設定し、保存されたSysmonのログに対して検索し、ログを確認できる機能を用意している。

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「SysmonSearch」の画面(画像:JPCERT/CC)

(Security NEXT - 2018/09/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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