Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

7月は不正広告を表示するJavaScriptが1.7倍 - 新亜種が次々開発

次いで多く検出されたのは、ブラウザ上で不正な広告を表示するJavaScriptベースのマルウェアファミリーである「JS/Adware.Agent」で、前月の1.7倍に拡大した。

5月、6月は「JS/Adware.Agent.U」「JS/Adware.Agent.T」の検出が中心だったが、7月上旬に活動を停止。

7月下旬にあらたな亜種「JS/Adware.Agent.AA」が登場し、従来亜種の数倍の規模で流通たことから、検出数が拡大したという。

20180910_ci_001.jpg
JS/Adware.Agentの検出数推移(グラフ:CITS)

(Security NEXT - 2018/09/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

先週注目された記事(2025年11月30日〜2025年12月6日)
2026年1月開催の「JSAC2026」、参加登録がスタート
先週注目された記事(2025年11月23日〜2025年11月29日)
先週注目された記事(2025年11月16日〜2025年11月22日)
先週注目された記事(2025年11月9日〜2025年11月15日)
先週注目された記事(2025年11月2日〜2025年11月8日)
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
先週注目された記事(2025年10月26日〜2025年11月1日)
インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告
韓国関連グループの標的型攻撃が継続 - GitHub悪用でマルウェア展開