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7月は不正広告を表示するJavaScriptが1.7倍 - 新亜種が次々開発

次いで多く検出されたのは、ブラウザ上で不正な広告を表示するJavaScriptベースのマルウェアファミリーである「JS/Adware.Agent」で、前月の1.7倍に拡大した。

5月、6月は「JS/Adware.Agent.U」「JS/Adware.Agent.T」の検出が中心だったが、7月上旬に活動を停止。

7月下旬にあらたな亜種「JS/Adware.Agent.AA」が登場し、従来亜種の数倍の規模で流通たことから、検出数が拡大したという。

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JS/Adware.Agentの検出数推移(グラフ:CITS)

(Security NEXT - 2018/09/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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