7月は不正広告を表示するJavaScriptが1.7倍 - 新亜種が次々開発
7月は、ブラウザ上で不正広告を表示する「JS/Adware.Agent」が前月の1.7倍と急増した。7月後半に登場した亜種が活発な活動を見せたという。
ESET製品を取り扱うキヤノンITソリューションズが、7月の国内におけるマルウェアの検出動向を取りまとめたもの。
7月に国内でESET製品によって検出されたマルウェアの件数は、前月とほぼ同水準だった。検出数が最多だったのは前月と変わらず「VBA/TrojanDownloader.Agent」で、全体の14.9%にのぼる。
同マルウェアは、「Visual Basicベース」のダウンローダーで、メールに「Wordファイル」や「Excelファイル」として添付され、拡散している。
(Security NEXT - 2018/09/10 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
国際作戦「チャクラV」でサポート詐欺を摘発 - 悪質ドメイン6.6万件閉鎖
NICT、「CYDER」の開催日程を発表 - 初級コースが受付開始
国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍
サポート詐欺の相談が1000件超 - SNS乗っ取り相談も増加
まもなくGWの長期休暇 - セキュリティ対策の確認を
2024年の不正アクセス届出166件 - 脆弱性や設定不備が標的に
「クレカセキュリティGL」が改訂 - ECの対策強化など盛り込む
先週注目された記事(2025年2月16日〜2025年2月22日)
2024年4Qのセキュ相談 - 「不正ログイン」が45%増
2024年4Qのインシデントは約8%増 - 「FortiManager」脆弱性の侵害事例も