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ホスティングサービス上のWAF検知、約34%が「WordPress」狙い - SQLi攻撃目立つ

検出された攻撃の内訳を見ると、「SQLインジェクション」が42%で最多。「バッファオーバーフロー」が20%、次いで「OSコマンドインジェクション」が12%、「クロスサイトスクリプティング」が10%と続く。

攻撃に使用された接続元IPアドレスを国別に見ると、「米国」と「日本」が各15%。「モルドバ」「ロシア」がそれぞれ9%、「中国」が8%だった。

攻撃全体に対し、コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「WordPress」を対象にした攻撃や、その可能性が高いと見られる攻撃は4029万8581件と34%を占めた。

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検知した攻撃の内訳(グラフ:JP-Secure)

(Security NEXT - 2018/09/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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