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フィッシング報告数、依然高水準 - 大手ブランドかたるメールが多種類

8月は、不在通知を装って不正サイトへ誘導するSMSや、携帯電話キャリアを装うケース、クレジットカードブランドをかたるフィッシングメールなどの報告が寄せられた。

「LINE」を装うフィッシング攻撃では、8月中旬より「.cn」以外のドメインで稼働するサイトが確認されているという。

またこれまでと同様、「Amazon」「Apple」など大手ブランドをかたるフィッシングメールも多数確認されているが、同協議会は、新しい文面を用いたメールが日々報告されていると指摘。注意を呼びかけている。

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フィ対協が発表したフィッシング報告などの推移

(Security NEXT - 2018/09/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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