写真管理製品「Photo Station」にXSSの脆弱性 - アップデートで修正
NAS上で写真管理が行えるQNAP Systemsの「Photo Station」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が含まれていることがわかった。
「同5.7.0」および以前のバージョンに反射型のクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2018-0715」が明らかとなったもの。
ウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行されるおそれがあり、同社では重要度を「中(Medium)」とレーティングしている。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同脆弱性は、Secureworks Japanの白石三晃氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。
QNAP Systemsでは、「同5.7.1」で同脆弱性の修正を行っており、同バージョン以降へアップデートするよう利用者へ呼びかけている。
(Security NEXT - 2018/08/31 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み