一部セキュリティ製品がJPCERT/CCサイトをブロック - 異常見られず、アクセスに問題なし
一部セキュリティ対策製品を利用している環境下で、JPCERTコーディネーションセンターのウェブサイトにアクセスできない状態が発生している。ウェブサイトの改ざんなどは確認されておらず、アクセスに問題はないという。

JPCERT/CCでは、ウェブサイトやTwitterを通じてアナウンスを行っている
同センターによれば、8月15日に特定のセキュリティ対策製品が同センターのサイトを「フィッシングサイト」と判定し、アクセスできない状態が発生しているとの報告を受けたという。
報告を受けて同センターでは、ウェブサイトについて改ざん状況など検証したが問題は確認されておらず、「アクセスしても問題ない」と説明。
8月15日の時点で事象が確認されているのは1製品のみとしており、「影響を及ぼすと思われるウェブサイトの検証を行い、セキュリティベンダーに判定の確認をお願いしている(同センター広報)」という。
一般的に、誤ってフィッシング判定を受けた場合、リストより削除されて製品に反映されるまで数日間を要するため、今回のケースでも同様の期間がかかると同センターでは見ている。
(Security NEXT - 2018/08/15 )
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