Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

患者の個人情報や検査結果含むPCを紛失 - 兵庫医科大病院

兵庫医科大学病院は、患者の個人情報を保存したノートパソコンを医師が紛失したことを明らかにした。

同院によれば、6月8日に同院医師がノートパソコンを紛失したもの。問題のパソコンには、2013年12月から2018年4月までの間、同院消化管内科において内視鏡手術や化学療法を受けた患者374人の個人情報が保存されていた。氏名や生年月日、年齢、性別のほか、診断名や内視鏡画像、病理検査結果、化学療法投与薬剤名などが含まれる。

6月8日、院内でパソコンを使用し、医師の記憶では20時半ごろ鞄にパソコンを入れて病院を出て飲食店に立ち寄って帰宅したところ、鞄の中にパソコンがなかったという。

同医師は警察へ紛失届を提出し、上長へ報告した。同院では当時の状況から、同医師がパソコンを鞄に入れたのは勘違いで、実際は鞄に入れず院内に放置したため盗難に遭った可能性があると判断。同月18日に警察へ盗難届を提出した。同院では、対象となる患者に説明と謝罪の書面を送付している。

(Security NEXT - 2018/06/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

成人の日記念行事の案内ハガキを紛失 - 福岡市
5支店で個人情報含む伝票を紛失、誤廃棄の可能性 - 興能信金
患者情報含む書類紛失、ISO審査前の確認で判明 - 浜医大病院
入力委託先で特定健診の受診票などが所在不明に - 守口市
行政文書を紛失、書架移動の繰り返しで紛失か - 愛知労働局
国勢調査員が書類紛失、外部持出なしと説明 - 生駒市
行政相談のメモを一時紛失、相談員宅で見つかる - 総務省
誤って資料を持ち帰り紛失、住民が商業施設で拾得 - 新潟県
国勢調査の回答状況確認表が所在不明 - 石垣市
国勢調査書類、未回答世帯の訪問時に紛失か - 大野城市