全日空のiOSアプリに脆弱性 - 中間者攻撃受けるおそれ
全日空が提供するiOS向けアプリ「ANA」に中間者攻撃を受けるおそれがある脆弱性が含まれていることがわかった。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同アプリには、SSLサーバ証明書を正しく検証しない脆弱性「CVE-2018-0611」が存在するという。中間者攻撃により、通信内容を盗聴されたり、改ざんされるおそれがある。
同脆弱性は、NTTコミュニケーションズの東内裕二氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。脆弱性が修正済みとなっている最新版「同4.0.25」へのアップデートが呼びかけられている。
(Security NEXT - 2018/06/18 )
ツイート
PR
関連記事
「Citrix Bleed 2」への懸念広がる - 提供元は「悪用未確認」強調
メッセージ保護アプリ「TM SGNL」の複数脆弱性、悪用リストに追加
「NetScaler ADC」脆弱性、パッチ公開前から攻撃発生
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、アップデート公開 - 軽減策の実施も
特権コマンド実行ツール「sudo」に重要度「クリティカル」の脆弱性
「IBM WebSphere Application Server」にRCE脆弱性 - 暫定パッチ公開
「MS Edge」にアップデート - 固有の脆弱性などにも対処
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も