Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Windows版LINEにリンクでDLL読込パスを指定できる脆弱性 - すでに修正済み

Windows向けに提供されている「LINE」の起動時に、不正なライブラリファイルを読み込むおそれが脆弱性が判明した。

同社によれば、読み込むライブラリのパスをリモートより指定できる脆弱性「CVE-2018-0609」が判明したもの。細工されたリンクを誤って開くと、意図しないライブラリファイルを読み込むおそれがあるという。

同社では脆弱性の判明を受けて、5月31日に公開した「同5.8.0」で脆弱性を修正。全ユーザーを対象に自動アップデートを実施した。

同脆弱性は、Beyond Securityから匿名で連絡を受けたもので、周知を目的にJPCERTコーディネーションセンターに報告。JVNでも情報が公開されている。

(Security NEXT - 2018/06/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
「IBM i」のFAX機能に権限昇格の脆弱性 - 修正パッチを提供
「GitHub Enterprise Server」に脆弱性 - アップデートを公開
米CISA、「AMI MegaRAC SPx」や「FortiOS」の既知脆弱性悪用を警告
「Firefox 140」がリリース - 脆弱性13件を解消
「FortiOS」などFortinet複数製品に脆弱性 - アップデートを
「Cisco ISE」に深刻な脆弱性、root権限奪取も - 修正版を公開
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を