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米政府、北朝鮮攻撃グループが悪用したマルウェア「Joanap」「Brambul」の情報を公開

また今回のレポートでは、攻撃対象のローカルネットワーク内で拡大するワーム「Brambul」についても明らかにしている。

ライブラリファイルやPEファイルとして別のマルウェアよりドロップされ、感染後は攻撃対象のローカルネットワークと通信。

ハードコードされたアカウント情報を用いて、ランダムなIPアドレスへSMBプロトコルでブルートフォース攻撃を展開し、感染を拡大するという。

またメールアドレスを使用して、システムのIPアドレスとホスト名、ユーザ名、パスワードなど感染したシステムに関する情報を攻撃者に送信。攻撃者はこれら情報を用いてリモートからアクセスを試みていた。

(Security NEXT - 2018/05/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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