Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「BIND 9.12」にリモートから攻撃可能な脆弱性が2件 - アップデートがリリース

またスレーブとして利用している場合に影響を受ける脆弱性「CVE-2018-5736」が存在。NOTIFYメッセージの受信を許可している環境などにおいて、ゾーン転送が短期間に連続で発生させられると、サービス拒否に陥るおそれがある。

ISCでは、いずれの脆弱性も重要度を「中(Medium)」とレーティングした。5月18日の時点で悪用は確認されていない。

対策を講じた「同9.12.1-P2」がリリースされており、日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)や日本レジストリサービス(JPRS)など関連機関ではDNSの管理者へ注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/05/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Ruby」に3件の脆弱性、アップデートで修正を実施
Node.js向けMySQLクライアント「MySQL2」に脆弱性
「GitLab」に複数脆弱性 - セキュリティパッチをリリース
国家関与のサイバー攻撃「ArcaneDoor」 - 初期侵入経路は不明、複数ゼロデイ脆弱性を悪用
「PAN-OS」の脆弱性侵害、段階ごとの対策を説明 - Palo Alto
国内でも被害発生、「ColdFusion」の既知脆弱性狙う攻撃
バッファロー製ルータに脆弱性 - パスワード取得、コマンド実行のおそれ
米政府、悪用が確認された脆弱性3件について注意喚起
「Cisco ASA」「FTD」に複数脆弱性 - ゼロデイ攻撃も発生
「Chrome」にアップデート - 「クリティカル」の脆弱性などを解消