Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

セキュリティ機能を回避する「GLitch」攻撃が明らかに - 一部スマホでPoCが動作

スマートフォンなどの機器において、ブラウザ利用中にセキュリティ機能がバイパスされるあらたな脆弱性が判明した。攻撃手法は「GLitch」と名付けられている。

スマートフォンをはじめ、CPUとGPUが同じメモリを共有するプラットフォームにおいて、グラフィックAPIである「WebGL」を利用することでセキュリティ機能のバイパスが可能となる脆弱性「CVE-2018-10229」が明らかになったもの。

論文を発表したアムステルダム自由大学の研究グループは、攻撃手法を別名「GLitch」と命名した。

同攻撃では、ウェブサイトの閲覧者にブラウザから「WebGL」を利用させ、高い精度を持つ「WebGL」のタイマーを利用したサイドチャネル攻撃と、特定した物理的なメモリレイアウトから、DRAMメモリの設計やプロセス上の問題によってメモリのビットを反転させ、エラーを発生させる「Rowhammer」攻撃を組み合わせることで実現したという。

(Security NEXT - 2018/05/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Nextcloud」組込ツールや「Arista VCO」の脆弱性などに注意喚起 - 米当局
ネットワーク統合管理製品「Arista VCO」に深刻な脆弱性 - すでに悪用も
「Apache Tomcat」に脆弱性8件 - 「クリティカル」評価の脆弱性も
Android版「Firefox」に暗号関連の脆弱性 - 修正版が公開
「Splunk Enterprise」に複数の脆弱性 - 修正版が公開
「PHP」脆弱性、2024年に兆候把握も修正難航 - 公開前に混乱
「PHP」に2件の深刻なRCE脆弱性 - アップデートを公開
「Node.js」に脆弱性10件 - Brotli圧縮データの処理でRCEのおそれ
HPEの無線LAN向けOSに多数の脆弱性 - クリティカルが33件
侵入検知エンジン「Snort 3」に複数の脆弱性 - Cisco製品にも影響