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個人情報を誤ってサイトで公開、墨塗りミスなど - 三田市

同問題の発覚を受けて同市では全庁を対象に調査を実施。その結果、2017年度地域防災訓練実施予定表に掲載された氏名や電話番号などの個人情報29件、陳情文書と請願文書に掲載された陳情者と請願者の住所10件が閲覧可能なことが判明した。

防災訓練予定表は、職員が誤って個人情報を含むファイルを添付してしまったもので、公開時に上長が確認していなかった。

また陳情文書や請願文書では、答申書のケースと同様に、墨塗り処理に関する認識不足が原因で誤って公開されていたという。

同市では、対象となる関係者に謝罪。個人情報含む資料を同市サイトで公開する際は、情報を他文字へ置き換えたり、墨塗りを行った紙資料をスキャンニングするなど処置を徹底するとしている。

(Security NEXT - 2018/05/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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