Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

一部で13年以上にわたり誤った信用情報を登録 - 岩手銀

岩手銀行は、信用情報機関に対し、一部顧客の信用情報を誤って登録していたことを明らかにした。融資の判断に影響が生じた可能性があるという。

同行によれば、信用情報機関である日本信用情報機構およびシー・アイ・シーに登録する顧客の氏名や住所、生年月日、債務残高、契約終了日などの個人信用情報について、一部が登録または更新処理が行われていなかったもの。

判明している誤登録はのべ1万2998件。誤登録の期間は顧客によって異なるが、最長で2005年1月以降と13年以上に及ぶケースもあった。誤登録の期間中、融資の申し込みなどをした場合、加盟金融機関による融資判断に影響が生じた可能性があるとしている。

同行では誤った登録情報の修正を行うとともに、誤登録の対象者で現在同行で取り引きのある顧客に対しては、個別に通知を行っている。

(Security NEXT - 2018/04/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

信用機関に顧客情報を誤登録、審査に影響も - 北洋銀
食料農業分野がメール詐欺の標的に - 粗悪な食品が出回るおそれも
信用情報を誤登録、与信判断に影響した可能性 - PayPayカード
「信用情報を回復する」 - NTTセキュリティ関係者装うメールに注意
UQ mobileで信用情報登録ミス、最大1万2176人の与信判断に影響した可能性
偽求人情報で個人情報を収集する手口 - 証明書写しなども要求
システム不具合で信用情報を誤登録 - UQコム
ローン申込者の顧客情報を「OpenChat」へ誤投稿 - LINE Credit
同意なしで信用情報取得、営業に利用 - 鹿児島信金
海外子会社に不正アクセス、顧客情報が流出 - みずほ銀