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信用情報を誤登録、与信判断に影響した可能性 - PayPayカード

PayPayカードは、4月17日に信用情報機関へ一部顧客の信用情報を登録する際、誤った内容を登録したことを明らかにした。与信判断に影響を及ぼした可能性がある。

同社によれば、システム処理における登録設定の誤りにより、信用情報機関であるシー・アイ・シーに誤った情報を登録したもの。28万9873人が影響を受けた可能性がある。

過去の債務残高や支払いに関する情報などを誤って登録したため、4月17日から5月2日にかけて他事業者との割賦契約やクレジット契約の申し込みを行った場合、与信判断に影響を及ぼしたおそれがある。

同社では問題の発覚を受けてデータを修正。与信判断に影響があった可能性がある顧客に対し、メールまたは書面で順次案内を行っている。

(Security NEXT - 2022/05/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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