Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

横河電機の制御システムに脆弱性 - 一部は要マイグレーション

横河電機の制御システム「CENTUM」およびOPCサーバ「Exaopc」において、アラート機能を悪用することが可能となる脆弱性が含まれていることが明らかになった。

複数の製品にアクセス制御の脆弱性「CVE-2018-8838」が存在することが明らかとなったもの。脆弱性を悪用するには、ログインすることが条件となるが、偽造したアラームを発行したり、アラームを表示させずに通知を妨害するといったことが可能になるという。

同社では、保守期間中の製品に対してアップデートを用意し、システム全体のセキュリティ対策などを踏まえた上で総合的に判断し、必要に応じて対策を講じるよう求めている。また一部製品は、保守期間が終了しているためパッチの提供はなく、サポート期間中の製品へマイグレーションが必要になるとしている。

(Security NEXT - 2018/04/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に悪用済み脆弱性が判明 - 今月2件目