「MUFGカード」のフィッシングサイトが大量発生 - 「三菱UFJニコス銀行」名乗り送信
「MUFGカード」の利用者を狙い、情報をだまし取るフィッシング攻撃が大量に発生している。フィッシング対策協議会では、類似した攻撃に注意するよう呼びかけている。
問題のフィッシングメールは、「重要:必ずお読みください」といった件名で出回っているもの。「第三者によりアクセスが確認され、IDを暫定的に変更した」などとしてだまし、再変更を口実に偽サイトへ誘導していた。
「MUFGカード」は、クレジットカード会社の「三菱UFJニコス」が発行しているが、今回確認されたフィッシングメールでは送信元として「三菱UFJニコス銀行」と実在しない金融機関名を記載。事情に詳しくない攻撃者が作成した可能性がある。
注意喚起を行った同協議会では、22件のURLについて報告を受けており、さらに多くのURLが利用されている可能性があると指摘。類似した攻撃へ注意を呼びかけている。

誘導先のフィッシングサイト(画像:フィ対協)
(Security NEXT - 2018/04/16 )
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