「WannaCrypt」騒ぎから約1年、GWに向けてセキュリティ対策の確認を
さらに休暇明けの業務開始前にも注意が必要だ。休暇中に持ち出したパソコンやUSBメモリが、マルウェアの侵入経路となる場合もある。使用する前に、最新の状態にしたセキュリティ対策ソフトによるチェックは必須だ。
さらに休暇中にセキュリティ更新プログラムが公開されていないか確認し、対策漏れが生じないよう注意する。
2018年は、各社が定例アップデートを公開する米時間第2火曜日のいわゆる「パッチチューズデー」が、8日と休暇明け直後である点も覚えておきたい。
また休暇明けは、期間中に溜まったメールの処理に追われるなど、忙しくなることが想定される。
悪意を持った添付ファイルや本文中のURLを開かせるため、警戒が薄れる繁忙期をあえて狙う攻撃もありうる。日ごろより注意が必要だが、休暇明けは特に警戒を強めておきたい。
(Security NEXT - 2018/04/09 )
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