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Cisco製スイッチ設定ツールに攻撃受けるおそれ - 国レベルの攻撃で悪用、複数国で被害

同社が、インターネット機器のデータベースである「Shodan」の登録状況を確認したところ、少なくとも16万8000台を超えるシステムが「Cisco Smart Install Client」経由で公開されており、攻撃を受ける状態に置かれていた。

実際に今回の問題に起因したインシデントについても、複数の国で発生したとしており、背後にロシアがかかわる「国レベルの攻撃」だったと指摘している。

同プロトコルをめぐっては、国内でもスキャン行為の増加が観測されており、4月6日に複数機関から注意喚起が行われた。

使用されていないIPアドレス空間でパケットを観測する「ダークネット」を運用する情報通信研究機構(NICT)では、アクセスの増加を観測しているという。

(Security NEXT - 2018/04/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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