「Drupal」に深刻な脆弱性、アップデートが準備中 - 攻撃コードに警戒を
コンテンツマネジメントシステム「Drupal」の開発チームは、深刻な脆弱性へ対処するアップデートの準備を進めていることを明らかにした。今後ゼロデイ攻撃が発生するおそれもあるという。

注意喚起を行った「Drupal」
「同8」「同7」に影響を及ぼす深刻な脆弱性が判明したもの。開発チームでは、数時間から数日以内と短期間に脆弱性を悪用する攻撃コードが作成されるおそれがあるとし、重要度を5段階中もっとも高い「高クリティカル(highly critical)」と評価。
協定世界時3月28日18時から19時30分までのあいだに脆弱性を修正するアップデートを公開する予定。
脆弱性が与える影響の大きさを考慮し、開発チームはサポートが終了している「8.3.X」「8.4.X」に対してもアップデートを用意する方針で、旧版の利用者に対しては、アップデート適用した上でサポート中である最新バージョンへの移行計画を立てるよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2018/03/23 )
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