MS、3月の月例パッチを公開 - 74件の脆弱性を解消
マイクロソフトは、3月の月例セキュリティ更新を公開した。同日公開された「Adobe Flash Player」の脆弱性を除くと、CVEベースで74件の脆弱性へ対処している。

環境ごとに脆弱性を調べることができるマイクロソフトのセキュリティ更新プログラムガイド
今回のアップデートでは、「Windows」をはじめ、同社ブラウザの「Internet Explorer」「Microsoft Edge」の脆弱性に対応。
さらに「Office」「Exchange Server」「ChakraCore」「ASP.NET Core」「.NET Core」「PowerShell Core」で明らかとなった脆弱性を修正している。
また同日Adobe Systemsより公開された「Adobe Flash Player」の脆弱性に対しても、ブラウザ同梱版のアップデートを実施した。
脆弱性の最大深刻度を見ると、4段階中もっとも高い「緊急」とレーティングされている脆弱性が14件、次いで深刻度が高い「重要」が59件、もっとも低い「注意」が1件だった。
(Security NEXT - 2018/03/14 )
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