不正ログインの被害相談、直近5カ月で104件 - IPAが対策呼びかけ
不正ログインに関する相談が情報処理推進機構(IPA)へ多数寄せられていることがわかった。直近5カ月で104件にのぼり、同機構では対策方法公開し、注意を呼びかけている。
同機構によれば、ウェブサービスに対する不正ログインの被害相談が継続的に寄せられており、2017年10月から2018年2月末までの累計で104件にのぼったという。
こうした状況を受け、同機構では不正ログイン対策について情報提供を行うページを開設。不正ログイン対策としてパスワードの適切な作成と管理が有効であるとし、同機構ではパスワードについて「できるだけ長く」「複雑で」「使い回さないもの」を推奨するとしており、設定方法のコツなどを案内している。
また、パスワードにくわえて複数の要素を組みあわせた「多要素認証」、多段で認証を行う「多段階認証」の利用を推奨。例として「Apple ID」と「Googleアカウント」における設定手順について紹介している。
(Security NEXT - 2018/03/09 )
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