Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Chrome 65」がリリース、セキュリティに関する45件の修正を実施

「Chrome」の開発チームは、デスクトップ向けに最新版となる「Chrome 65」をリリースした。45件のセキュリティに関する問題へ対処している。

「Chrome 65.0.3325.146」を「Windows」「Mac OS X」「Linux」向けに提供するもので、数日から数週間以内に展開するとしている。

今回のアップデートでは、CVEベースで27件の脆弱性に対応するなど、あわせて45件のセキュリティに関連する修正を実施したという。

またCVEが採番されている27件の脆弱性うち、「CVE-2018-6058」「CVE-2018-6059」など解放後のメモリにアクセスする「Use after free」の脆弱性3件やバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2018-6062」をはじめ、9件について重要度を「高(High)」とレーティング。また15件を「中(Medium)」、3件を「低(Low)」とした

(Security NEXT - 2018/03/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Firefox 125.0.1」をリリース、脆弱性15件を修正
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
Oracle、「Java SE」に関する脆弱性13件を修正
Oracle、四半期定例パッチを公開 - のべ441件の脆弱性に対応
WordPress向けプラグイン「InstaWP Connect」に脆弱性
Windows環境下の複数開発言語に脆弱性「BatBadBut」が判明
「Microsoft Edge」にアップデート - 「Chromium」の脆弱性修正を反映
「PHP」に複数の脆弱性 - セキュリティアップデートで修正
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性4件を解消