東芝グループ会社に不正アクセス - メール情報流出の可能性
東芝グループにおいて社内情報システムの管理、運用を担当する東芝インフォメーションシステムズ(TSIS)が不正アクセスを受け、一部グループ会社の従業員に関するメールデータが流出した可能性があることがわかった。
同社グループが利用するメールサーバが不正アクセスを受けていたことが2月14日に判明したもの。TSISがシステムの運用監視を委託している外部事業者より、委託先のサーバを通じてTSISの情報システムに不正アクセスが行われた可能性があることを検知したとの連絡が2月10日にあり、調査を行ったところ問題が発覚した。
今回の不正アクセスにより、東芝やグループ会社の従業員100人分に関するメールデータが流出した可能性があるという。対象となるメールには、機密性の高い技術情報や取引先との取引関連情報などは含まれていないという。
親会社である東芝では警察へ相談。資料が流出した可能性のある取引先に対しても個別に報告している。引き続き原因について調査し、セキュリティの強化など再発防止に取り組むとしている。
(Security NEXT - 2018/02/28 )
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