Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

攻撃パケットは前年比約1.2倍、IoT狙う攻撃が高度化 - NICT調査

また同機構によると、マルウェアに感染したIoT機器を発信元とし、ウェブカメラやモバイルルータなどのIoT機器で利用するポートを宛先とする通信が半数以上を占めた。

同機構はIoT機器に対する攻撃について、従来は脆弱なIDやパスワードにつけ込み、機器に侵入する手法が多くを占めたが、機器の脆弱性を悪用する攻撃が増加するなど、高度化が進んでいると分析。

組織や家庭においてIoT機器の利用状況を把握し、適切に機器の設定を行ったり、アップデートを実施することが求められるとして、対策を呼びかけている。

20180227_ni_001.jpg
攻撃における宛先ポートの割合(表:NICT)

(Security NEXT - 2018/02/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

工場スマート化のリスクや対策を解説したガイドライン別冊資料
JSSEC、3月に「セキュリティフォーラム2024」開催 - 「生成AI」などテーマに
「メタバースセキュリティガイドライン」の第2版が公開
11月15日より「EdgeTech+ 2023」を開催 - セキュリティ関連の出展も
狭き門を突破した講演並ぶ「CODE BLUE」が開催中
IoTセキュリティの規制動向など共同研究 - PwCと情セ大
スマート工場のセキュリティ対策事例 - IPAが調査報告書
「情報セキュリティ白書2023」を7月25日に発売 - PDF版も公開予定
「セキュキャン全国大会2023」、合宿形式で8月に開催
「スマートホームIoTデータプライバシーGL」を策定 - JEITA