Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

DV被害者の個人情報を漏洩、経緯は調査中 - 東彼杵町

長崎県東彼杵町は、支援措置の申し出があったにもかかわらず、ドメスティックバイオレンス(DV)被害者の住所を、外部へ漏洩したことを明らかにした。

同町によれば、配偶者や恋人による暴力、いわゆる「ドメスティックバイオレンス」の被害を受けたとして、加害者に居場所を知られないため、個人情報の閲覧制限措置を申し出ていた被害者の住所を外部へ漏洩していたことが、1月12日に判明したもの。

同町では、申し出に従って秘密を保持するために、パソコンの画面で注意喚起が2度表示されるしくみになっていたが、職員が情報を漏洩したという。

同町では、流出の経緯など詳細について調査を進めるとともに、対象となる被害者に対して事情を説明し、謝罪している。

(Security NEXT - 2018/02/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
「Teams」で設定ミス、学内で個人情報が閲覧可能に - 宇都宮大
フィッシング被害から個人情報流出や不正メール送信が発生 - 日本無線
公共施設の講座申込フォームで設定ミス - 個人情報が閲覧可能に
NTTコムにサイバー攻撃 - 法人顧客情報が流出した可能性
個人情報含むウェブフォームの管理者用URLを誤送信 - 宇都宮大
学校Gウェア内で権限設定ミス、個人情報が閲覧可能に - さいたま市
ランサム被害で診療制限、サーバ内部に個人情報 - 宇都宮の診療所
フランチャイジー向けシステムで誤設定、改修時に発生 - 三菱UFJニコス