「VMware Workstation」「Fusion」に深刻な脆弱性 - 「Spectre」緩和策と同時に修正
VMwareが提供する「VMware Workstation」および「VMware Fusion」に複数の脆弱性が含まれていることが明らかになった。先に公開されたアップデートで対応済みだとしている。
IPv6利用時のNATサービスにおいて解放後のメモリへアクセスする「Use-after-free」の脆弱性「CVE-2017-4949」が明らかになったもの。重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」。同機能は既定では無効化されているという。
また整数オーバーフローの脆弱性「CVE-2017-4950」も存在。重要度は1段階低い「重要(Important)」にレーティングされている。
同社では、いずれもCPUに起因する脆弱性「Spectre」への緩和策を盛り込んだ1月9日のアップデート「Workstation 14.1.1」「同12.5.9」および「Fusion 10.1.1」「同8.5.10」にて修正しているという。
(Security NEXT - 2018/01/12 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Apple製品の脆弱性に攻撃 - 2〜3月に修正済みも情報公開は6月
インフラアクセス制御基盤「Teleport」に認証回避の脆弱性
XML処理ライブラリ「libxml2」に複数の脆弱性
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
「RICOH Streamline NX PC Client」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意