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PwCサイバーサービス、IoT機器の脆弱性検査に特化したラボを開設

PwCサイバーサービスは、IoT製品や組み込み機器の脆弱性診断に特化した「ハードウェアハッキング・ラボ」を開設した。

車両システムなどのIoT製品や組み込み機器、プラント設備などを対象とした脆弱性診断に注力するもの。チェックリストによる診断ではなく、攻撃者の視点から評価するブラックボックステストを提供し、ソフトウェア、ハードウェアの両側面から脆弱性を診断できるとしている。

ファームウェアに対しては、アーキテクチャに依存せず、ブラックボックステストおよびホワイトボックステストに対応。製品を分解して機器を分析し、ファームウェアで発生する可能性のある問題を探索する。

また同社では、車両システムに対するテストにおいては、車両システムと連携する機器やサーバ、スマートデバイスなど、総合的なハッキングテストサービスも提供するとしている。

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攻撃者視点で実施するセキュリティ評価(図:PwCサイバーサービス)

(Security NEXT - 2017/12/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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