消費者の7割「情報漏洩が発生した企業との取引をやめる」 - 9割超が法的措置検討
近い将来、情報漏洩の被害に遭うことに不安を感じている割合は67%。自分の個人情報を漏洩させた企業に対し、93%が法的措置を取る、または法的措置を検討すると回答した。
69%は、企業が顧客の個人情報保護を重視していないと感じており、58%はSNSを信頼しておらず、旅行サイトについても20%が信頼していない。
個人情報保護の責任について、データを保持する企業側が負っていると考える消費者が62%と半数を超えた。
その一方、自らのセキュリティ対策は甘く、回答者の14%がすべてのアカウントで同じパスワードを使用。さらに42%は複数のアカウントで同じパスワードを利用しており、パスワードの使い回しを行っている回答者は56%と半数を超えた。
またソーシャルメディアの多くが2要素認証に対応しているが、41%の回答者は2要素認証をまったく利用していなかったという。
(Security NEXT - 2017/12/04 )
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