11月修正の「MS Office」脆弱性、攻撃受けるリスクが上昇
しかし、同ソフトは「DEP(Data Execution Prevention)」や「CFG(Control Flow Guard)」といった脆弱性攻撃への緩和機能において対象とされていないとセキュリティ機関が指摘。
さらにメモリを保護する「ASLR(Address Space Layout Randomization)」が適用されないケースも明らかとなっており、脆弱性の悪用が容易であることが判明している。
脆弱性の再現性について検証したソフトバンク・テクノロジーでは、同脆弱性を悪用することで、実際に攻撃対象のシステムで任意のコマンドが実行できることを確認したという。
脆弱性に対する攻撃は容易であり、攻撃を受けた際にシステムへの影響も大きいと指摘。アップデートの実施など対策を講じるよう注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2017/11/28 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性
Samsung、モバイル端末の複数脆弱性を修正 - 一部で悪用も
AI開発フレームワーク「Flowise」に複数の「クリティカル」脆弱性
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み