11月修正の「MS Office」脆弱性、攻撃受けるリスクが上昇
しかし、同ソフトは「DEP(Data Execution Prevention)」や「CFG(Control Flow Guard)」といった脆弱性攻撃への緩和機能において対象とされていないとセキュリティ機関が指摘。
さらにメモリを保護する「ASLR(Address Space Layout Randomization)」が適用されないケースも明らかとなっており、脆弱性の悪用が容易であることが判明している。
脆弱性の再現性について検証したソフトバンク・テクノロジーでは、同脆弱性を悪用することで、実際に攻撃対象のシステムで任意のコマンドが実行できることを確認したという。
脆弱性に対する攻撃は容易であり、攻撃を受けた際にシステムへの影響も大きいと指摘。アップデートの実施など対策を講じるよう注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2017/11/28 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Atlassian、前月更新で脆弱性46件を修正 - クリティカル9件含むも影響は限定的
NVIDIAのAI基盤「NeMo Framework」に複数脆弱性 - 修正版が公開
「Trend Micro Apex One」のEDR機能に脆弱性 - パッチは2026年1月に公開
約4万件の脆弱性から分析、2025年の危険な「脆弱性タイプ」トップ25
「LangChain」に深刻な脆弱性 - APIキー流出のおそれ
Fortraの特権アクセス管理製品「BoKS」に脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIAのロボティクス基盤「Isaac Launchable」に深刻な脆弱性
「Frappe Framework」「ERPNext」にXSS脆弱性 - 管理者権限奪取のおそれ
DigiEver製NVRの脆弱性悪用に注意 - 米CISAが警告
「n8n」に深刻なRCE脆弱性 - 乗っ取りや情報漏洩など広く影響

