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「Windows 8」以降で本来の脆弱性保護が発揮できないケースが判明 - 「EMET」などが裏目に

セキュリティ機関では、これら問題の緩和策として、「Windows 8」より以前のシステムでは、システムに対して「system-wide bottom-up ASLR」を有効化するよう呼びかけている。

また「Windows 8」や以降のシステムについては、緩和策として「ASLR」をシステムへ適用し、レジストリの追加により「system-wide bottom-up ASLR」を有効化する必要があると指摘している。

ただし、古いビデオドライバなど、「ASLR」の強制により不具合も生じたケースもあり、対応にあたっては注意するよう求めている。

(Security NEXT - 2017/11/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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