Symantecのエンドポイント製品「SEP」に脆弱性
Symantecのエンドポイント向けセキュリティ対策製品「Symantec Endpoint Protection(SEP)」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。
権限の昇格が生じる脆弱性「CVE-2017-13681」をはじめ、製品のユーザーインタフェースを通じて攻撃者が任意のファイルを削除できる「CVE-2017-13680」や、セキュリティ機能のバイパス「CVE-2017-6331」など、3件の脆弱性が明らかとなった。
「CVE-2017-13681」に関しては、「SEP 12.1」のみ影響を受けるが、重要度は「高(High)」にレーティングされている。
同社では脆弱性を解消した「同12.1 RU6 MP9」「同14 RU1」を用意した。
「CVE-2017-6331」に関して、重要度は「低(Low)」とされているが、脆弱性の解消には「同12.1」から「同14 RU1」へのアップグレードが必要だとしている。
(Security NEXT - 2017/11/16 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Chromium」の脆弱性狙う攻撃 - 派生ブラウザ利用者も注意を
「Lucee」にクリティカル脆弱性 - 悪用コード公開済み
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Cisco Unified CM」に深刻なRCE脆弱性 - ESリリースのみ影響
「Citrix Bleed 2」への懸念広がる - 提供元は「悪用未確認」強調
メッセージ保護アプリ「TM SGNL」の複数脆弱性、悪用リストに追加
「NetScaler ADC」脆弱性、パッチ公開前から攻撃発生
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、アップデート公開 - 軽減策の実施も
特権コマンド実行ツール「sudo」に重要度「クリティカル」の脆弱性