「Joomla! 3.8.2」がリリース、2要素認証回避など複数脆弱性に対応
コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「Joomla!」の開発チームは、複数の脆弱性やバグを修正した「同3.8.2」をリリースした。
今回のアップデートでは、「同3.8.1」および以前のバージョンが影響を受ける3件の脆弱性に対応した。
具体的には、2要素認証のバイパスが可能となる脆弱性「CVE-2017-16634」や、「LDAP」の処理における情報漏洩の脆弱性「CVE-2017-14596」など重要度が「中(Medium)」の脆弱性2件を修正した。
また重要度が「低(Low)」とレーティングされている情報漏洩の脆弱性「CVE-2017-16633」を解消。さらにこれら脆弱性以外にも90件以上のバグに対処したという。
(Security NEXT - 2017/11/08 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Chrome」にアップデート - セキュリティ関連の修正4件
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
「Apache httpd」のアクセス制御に脆弱性 - 条件分岐が常時「真」に
一部「SonicOS」のSSL VPNに脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
Apple、「macOS Sequoia 15.6」など公開 - 脆弱性87件を修正
「PowerCMS」に6件の脆弱性 - 修正版が公開
「SUSE Manager」にRCE脆弱性、アップデートで修正 - PoCは公開済み
Pythonの「tarfile」モジュールにサービス拒否の脆弱性
「iOS/iPadOS 18.6」で複数脆弱性を修正 - KEV掲載済みの脆弱性も
「oauth2-proxy」に認証バイパスの脆弱性 - アップデートで修正