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新種ランサム「Bad Rabbit」は「EternalRomance」を悪用

「Bad Rabbit」による「EternalRomance」の利用を確認したトレンドマイクロは、「Bad Rabbit」と「Petya」の類似性に関し、コードを解析したところ共通部分は少ないと指摘。あくまで新種のランサムウェアであると分析している。

また同社は日本への影響について、当初発表では国内で検出していないとしていたが、その後情報をアップデートした。

同社製品利用者において、国内から改ざんサイトへのアクセスは90件以下だったと説明。ダウンロードサイトへ誘導されたケースも数件であるとし、影響は限定的だったとの見方を示している。

(Security NEXT - 2017/11/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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