Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Flash Player」へのゼロデイ攻撃、「BlackOasis」が関与か - 「FinFisher」感染狙い

今回、脆弱性の悪用が確認された10月10日は、皮肉にも各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」だった。

「Adobe Flash Player」においても、ほぼ毎月同日にアップデートをリリースしているが、10月は2016年8月以来、14カ月ぶりに「定例アップデート」がない月となったが、今回の報告を受け、定例外のアップデートに追われることとなった。

すでにアップデートとして、各プラットフォーム向けに脆弱性を解消した「同27.0.0.170」を提供しており、Adobe Systemsでは早期にアップデートするよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2017/10/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Chromium」ゼロデイ脆弱性、Macに影響 - 米当局が注意喚起
「Plesk」Linux版に権限昇格の脆弱性 - アップデートで修正
ウェブメール「Roundcube」にXSSなど脆弱性 - 更新を強く推奨
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「pgAdmin4」リストア処理にRCE脆弱性 - 2カ月連続で判明
地理空間データを活用する「GeoServer」の脆弱性攻撃に注意