「Flash Player」が緊急アップデート - ゼロデイ攻撃が発生
Adobe Systemsは、「Adobe Flash Player」に深刻な脆弱性が存在するとして急遽アップデートをリリースした。すでにゼロデイ攻撃が確認されているという。
ゼロデイ脆弱性へ対応したAdobe Systems
同製品において、型の取り違えにより、リモートよりコードを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2017-11292」が含まれていることが判明したもの。
重要度は、3段階中もっとも深刻とされる「クリティカル(Critical)」。「Windows」を対象とした標的型攻撃に悪用されているとの報告を受けているという。
同社は、各プラットフォーム向けに脆弱性を解消した「同27.0.0.170」を提供。適用優先度は、「Linux版」を除き、いずれも3段階中もっとも高い「1」とレーティングした。72時間以内にできるだけ早くアップデートするよう推奨している。
一方、「Linux版」は3段階中もっとも低い「3」としており、任意のタイミングでアップデートするよう求めている。
(Security NEXT - 2017/10/17 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「GarageBand」にセキュリティアップデート - 脆弱性1件を修正
「JSONata」にプロトライプ汚染の脆弱性 - アップデートにて修正
「WordPress」向けのマルウェア対策やWAFプラグインに脆弱性 - 公開中止に
Cisco、「IOS XR」に関するセキュリティアドバイザリ7件を公開
「Apache Tomcat」に脆弱性、2月の更新で修正済み - 「同8.5」系統は3月末にEOL
Palo Altoの「PAN-OS」や「GlobalProtect App」に脆弱性
バックアップ製品「Arcserve UDP」に脆弱性 - 影響大きくPoCも公開
ファイル転送製品「FileCatalyst」に深刻な脆弱性 - 2023年8月の更新で修正
SonicWallの「SonicOS」やメールセキュリティ製品に脆弱性
ビデオ会議サービス「Zoom Rooms」に複数の脆弱性