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「Apache Tomcat」にゼロデイ脆弱性 - 緩和策の実施を

先に修正された「CVE-2017-12616」に関しては、Windows環境のみに存在するが、今回判明した「CVE-2017-12617」は、より多くの環境が影響を受ける。

同脆弱性について検証したJPCERTコーディネーションセンターでは、Windows以外の環境で悪用できることを確認。さらに「CVE-2017-12616」よりも多くのバージョンに影響を及ぼすことがわかったという。

Apache Software Foundationは、9月26日の段階で同脆弱性の詳細についてアナウンスを行っておらず、パッチなども公開されていない。

同センターでは「readonlyパラメータ」を「true」にするか、「PUTリクエスト」を受け付けないよう設定するなど、緩和策の実施を呼びかけている。

(Security NEXT - 2017/09/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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