中小企業の5.1%がマルウェア感染を経験 - 被害は「データ破壊」が最多
中小企業の5.1%がマルウェアに感染した経験があり、被害内容では「データ破壊」が36.2%でもっとも多かった。迷惑メール送信の踏み台にされたケースも11.3%あった。
情報処理推進機構(IPA)が、従業員が300人以下の中小企業を対象に郵送やウェブを通じて2016年10月から2017年2月にかけて情報セキュリティ対策に関するアンケート調査を実施。4318人が回答した。
マルウェア感染に関する調査では、5.1%が「マルウェアに感染した」と回答。26.7%は「マルウェアを発見したが感染はしなかった」と答えた。企業規模が大きいほど感染経験の割合が高く、小規模企業が3.8%だったのに対し、101人以上の企業では9.2%だった。
業種別では「卸売業」が高く、8.9%がマルウェアに感染したと回答。次いで「不動産業、物品賃貸業(7.6%)」「製造業、鉱業、電気、ガス、熱供給、水道業(6.8%)」と続く。
(Security NEXT - 2017/07/20 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
先週注目された記事(2025年11月30日〜2025年12月6日)
2026年1月開催の「JSAC2026」、参加登録がスタート
先週注目された記事(2025年11月23日〜2025年11月29日)
先週注目された記事(2025年11月16日〜2025年11月22日)
先週注目された記事(2025年11月9日〜2025年11月15日)
先週注目された記事(2025年11月2日〜2025年11月8日)
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
先週注目された記事(2025年10月26日〜2025年11月1日)
インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告
韓国関連グループの標的型攻撃が継続 - GitHub悪用でマルウェア展開

