60万超のサイトで利用されるWordPress向け「ショートコード」追加プラグインに脆弱性
コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「WordPress」向けのプラグイン「Shortcodes Ultimate」に脆弱性が含まれていることがわかった。
同プラグインは、「WordPress」向けに機能を追加するための「ショートコード」を提供するプラグイン。60万件以上のサイトで導入されている。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同プラグインには、サーバ上に保存された任意のファイルへアクセスすることが可能となる「ディレクトリトラバーサル」の脆弱性「CVE-2017-2245」が存在するという。
クリスリュウ氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告し、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。脆弱性は「同4.10.0」で修正された。他バグを修正した「同4.10.1」が最新版として公開されている。
(Security NEXT - 2017/07/07 )
ツイート
PR
関連記事
「auひかり」向けのブロードバンドルータに複数の脆弱性
Apple、「iOS」「iPadOS」のセキュリティアップデートを公開
「Firefox 124.0.1」が公開、深刻な脆弱性2件を解消
ブラウザ「MS Edge」にアップデート - 9件の脆弱性を修正
Google、ブラウザ最新版「Chrome 123」をリリース - 複数脆弱性を修正
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートが公開
Ivantiの複数製品に深刻な脆弱性 - 早急なパッチ適用を強く推奨
Atlassian、3月の月例アドバイザリを公開 - 脆弱性24件に対応
「Firefox 124」が公開、「クリティカル」含む脆弱性12件を修正
WordPress向け求人プラグインに脆弱性 - リモートよりコード実行のおそれ