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60万超のサイトで利用されるWordPress向け「ショートコード」追加プラグインに脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「WordPress」向けのプラグイン「Shortcodes Ultimate」に脆弱性が含まれていることがわかった。

同プラグインは、「WordPress」向けに機能を追加するための「ショートコード」を提供するプラグイン。60万件以上のサイトで導入されている。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同プラグインには、サーバ上に保存された任意のファイルへアクセスすることが可能となる「ディレクトリトラバーサル」の脆弱性「CVE-2017-2245」が存在するという。

クリスリュウ氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告し、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。脆弱性は「同4.10.0」で修正された。他バグを修正した「同4.10.1」が最新版として公開されている。

(Security NEXT - 2017/07/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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