「高齢者支援センター」など名乗る詐欺 - 「個人情報の削除」で連絡、「被災地支援」にも便乗
その後「代理登録者」を名乗る人物は、物品を購入したなどとして、「被災地支援物品の販売業者」を名乗る人物へ連絡させるが、販売業者を名乗る人物は、「登録番号」が利用されたことが「名義貸し」の法令違反にあたるなどと説明。
金融庁の検査で「名義貸し」を隠すため、実際に購入したように見せかける「見せ金」が必要などとして、現金を宅配便で送付するよう求めていた。
さらに「会社に送ると金融庁に怪しまれる」などとし、「同僚の奥さんの実家に送って欲しい」と依頼し、いわゆる現金の受け取り役である「受け子」が、個人名であることに不信感を持たれないよう演出。
くわえて詐欺であることを被害者へ察知されないよう、検査が実際に行われているよう見せかけるため、その後数カ月にわたり、電話による連絡があるという。
(Security NEXT - 2017/06/22 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Amazon関連ドメイン取得、3週間で700件以上 - プライム感謝祭を標的か
顧客情報含む電子媒体を紛失、定期チェックで判明 - 三井住友信託銀
メールセキュ製品「Libraesva ESG」に脆弱性 - すでに悪用も、国家関与か
先週注目された記事(2025年9月21日〜2025年9月27日)
都委託先でサポート詐欺被害 - 個人情報流出のおそれ
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
夏季休暇に備えてセキュリティ対策の見直しを
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
大音量で煽る「サポート詐欺」の被害、端末内部に学生情報 - 名大
個情委、学校の個人情報事故に注意喚起 - 紛失が5割弱、ICT化の影響も


