国土地理院が提供する複数ソフトのインストーラに脆弱性 - 使用せずに削除を
国土地理院が提供するソフトのインストーラに脆弱性が含まれていることが判明した。
Windows向けに提供されている「座標補正ソフトウェア PatchJGD」「標高補正ソフトウェア PatchJGD」「座標変換ソフトウェア TKY2JGD」「セミ・ダイナミック補正支援ソフトウェア SemiDynaEXE」などのインストーラに、任意のライブラリファイルを読み込む脆弱性が含まれていることが判明したもの。
国土地理院では、同様の機能を別途提供しており、これらソフトの提供を中止。過去に配布したインストーラは使用せず、確実に削除するよう呼びかけている。
同ソフトに限らず、インストーラに脆弱性を作り込んでしまうケースが多発しており、JVNでは広く注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2017/06/08 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Firefox 138」がリリース - 複数の脆弱性を修正
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正